導入背景
工場は2階建てで、2階部分に事務所と社長室があります。2階部分の天井高は低いこともあり、夏場になると屋根から熱が伝わり室内は空調が効かないほど暑くなっていました。屋根は過去に塗装をしていましたがスレートになじまず塗装が屋根から完全に浮いている状態でした。塗装がほとんどはがれていたので塗り替えなければと考えていましたが、スレート自体も雨漏りが頻発したびたび補修が必要なほどボロボロだったため、まず補修が必要な状態でした。夏場、事務所と社長室があまりに暑くなるので「何か暑さ対策を」とは考えていましたが遮熱塗料がいいのか、他の方法がいいのか迷っていました。
選定理由
展示会で屋根の補修と暑さ対策のどちらも可能な工法があることを知り、興味を持ちました。スレートは割れているところも多く、補修は難しいと思っていましたが塗料で再生できると知り、依頼しました。
導入効果
夏場の工事になりましたが、体感でも施工前と施工後でかなり涼しくなったのがわかりました。塗装前に、もともとの塗装が残っていたところや、スレートが割れている部分などを丁寧に補修してもらい、その上で遮熱塗装をしてもらいました。一番下の層が通常の塗装とは違い厚さがあるため屋根の補強もできました。見た目としても、施工前は塗装がはがれてしまい、割れている部分も目立つ屋根でしたが補修して塗装をしてもらうととてもきれいな外観になり、従業員にも好評です。現時点で施工から8年経過していますが遮熱効果は継続しており、夏場も快適に過ごせています。また、雨漏りなども起こらず頻発していたメンテナンスが必要なくなったこともありがたいです。