導入背景
弊社ではもともと、工場のスレート屋根にて他社製の安い遮熱塗料を使用しておりました。 しかし、安い遮熱塗料だったため効果がなく、室温の上昇を招いておりました。 また、塗料がはがれてすぐにボロボロになってしまい、美観的にも良くない状態でした。 そのため、遮熱塗料の塗りなおしについて検討しておりました。
選定理由
遮熱塗料をスレート屋根に塗装して頂ける業者を探す中で、本社の方から伊東産業様をお勧めされました。 伊東産業様には以前本社工場にて屋根塗装をして頂き、社内ではかなり好評でした。 安い遮熱塗料で失敗した経験を踏まえ、信頼できる伊東産業様へお問い合わせすることに決めました。
導入効果
施工後はサーモグラフィで温度を計測しました。 その結果、スレート屋根の表面温度が施工前は平均約45℃であったのに対し、施工後は平均約32℃と13℃下がりました。 また、裏面温度についても施工前の平均約37℃から6℃低下し、施工後は平均約31℃まで下がりました。 気温が季節的に上がっている中でこれだけ温度が低下しており、弊社としては大変満足いく結果となりました。 これらの測定結果をもとに冷房電力削減効果を算出して頂いたところ、年間で約260万円もの電力削減効果があることが分かりました。 ※成績係数COP 3、冷房稼働時間は6月から9月の4ヶ月間で1日10時間運転を月に25日稼働、電気料金は12.21円/kWh、基本料金は1685円/kW・月(高圧電力)と想定